こんにちは ハピネスグループ交通事故専門アドバイザーの前川です。
今回は、むちうちの後遺症についてお話します。
むちうちとは…
主に自動車の追突、衝突、急停車等によって
首が鞭(むち)のようにしなったために起こる症状を総称したものです。
しかし「むち打ち症」は,正式な傷病名ではなく、
「頸椎捻挫」「頸部挫傷」「外傷性頸部症候群」などと呼ばれます。
多くの方は次のような傷病名に診断され,様々な症状がでてきます。
症状は単純に「首の痛み」だけではない場合があります。
このような症状も「むち打ち症」の症状です。
□ 頭痛がする
□ 体がだるい 疲れやすい
□ 吐き気 めまい
□ 肩こり、背中が痛い
心当たりのある方は、すぐに医療機関を受診しましょう。
後遺症について
むち打ち症は、X線やレントゲン検査でも映らず、
医学的にも認められないケースも多々有ります。
その場合に重要になってくることが、自覚症状です。
・医者の診断は「骨に異常なし」だったが、症状が良くならない
・症状に波はあるが、長期間にわたっている
・痛む場所が変わる
・少しの運動や仕事をすると症状が出てくる
・天候の変化や湿度、温度で症状が出てくる
・以前より集中力が無くなり、長時間の作業が困難になる
・頭痛・倦怠感・疲労感・不眠・めまいなど以前より、体調がすぐれない
などと言う事があります。
一度、診断を受けて「異常ありません」と診断された方も、
それは骨に以上がないだけかもしれません。
何らかの神経症状が生じている可能性は十分にあります。
神経症状はMRI検査をしなければ分からないこともありますので、
もう一度しっかり診てもらうようにしましょう。
病院に行っただけで医者の方から
「今回は、症状が重いため後遺障害になるでしょう」と
言われることは、むちうちではまず無いと言っていいでしょう。
そうならないためにも、症状が改善されなければ
医師にMRIや他の検査を受けられないかの相談もするようにして
後遺症と認められるようにしましょう。