こんにちは!ハピネスグループ交通事故専門アドバイザーの山本です!
《 29.12月 交通事故症例報告 》
40代 女性
停車中に後方から追突される。
首から頭にかけての痛み、特に後頭部下に安静時も痛み有り。
腰と腰の下の骨盤中央(仙骨)部に痛み有り。
ムチウチによる筋肉の過緊張性の疼痛。 外傷なし。
メインは筋緊張の緩和になっていきますが、安静にしていても痛みが強い初期は、筋肉を緩めることよりもまずはアイシング・軽擦(筋肉表面を軽くなでる)で、強い刺激を与えずに血流の循環の改善と痛みをなだめるようにします。
同時に低周波という優しい電気治療でも同様の効果を狙います。
治療を開始して最初のうちは痛みがなかなか引きにくいです。がしかし、これはムチウチ特有のもので、事故にあってから2~3週間は痛みはなかなか引きません。それどころかこの時期に上記の治療を繰り返し行っていないと、どんどん痛みは増していきます。
ですのでできる限り継続した治療が必要になってきます。
1ヶ月程しますと、目立つ痛みは減っていきます(1ヶ月でも通院の頻度によって大きく変わります)。そうすると緊張の強かった筋肉にある程度の刺激を入れられるようになってきますので、よりしっかりと筋肉をほぐすようにしていきます。
今回の場合特に症状が強かったのは首~後頭部で、直接的な治療に加えてセルフでのストレッチもお願いしてやって頂きました。
一度強く緊張した筋肉はほぐしてもすぐに硬くなる、変な緊張癖がつきますので、治療以外でも隙あらばストレッチで伸ばして硬くなるのを防ぐことも重要です。
そうして繰り返していくうちに痛みが徐々になくなってきて、関節の可動域が戻ったか、動かしての痛みはないかを確認できて治療は終了となります。
簡単に引いていくように思えるかもしれませんが、ここで大事なのが治療の頻度・間隔を空けずに続けることです。
事故で保険が適用となる期間は、原則として限りがあります。その期間内に、なにより身体が少しでも早く良くなるように、なんとか時間を割いて治療をしていかないと、いつまでも痛みを引きずることになります。そうならないよう、担当の施術者と相談をして治療することが大事ですよ!
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